★★ 最新の鑑定スケジュールはこちら ★★

タージマハールは1日にして成らず〜ダシャーについて

12/6(木)17~21時 南阿佐ヶ谷ウラナイトナカイの鑑定日です→ 
空き時間は、18:30~21:00 です。
10分タロットからお気軽にお立ち寄りくださいませ。鑑定メニュー→
※当日電話受付(16時50分以降にお問い合わせください):03-3220-9477
または、こちらへどうぞ。marugotosyokudo@gmail.com


インド占星術は、自分の持って生まれた9つの星が、どのダシャー(時期)に現象化するかを読み解っていく占術です(本家インドではジョーティッシュは占いではないと言ってるけど、私は占いの1つとしてやってます)。

ダシャーは120年周期で展開するので、ほとんどの人はすべてのダシャーを経験することができません。そして、生まれた時のオープニング・ダシャーは、「今回の人生では、このパートから学びましょう」と何かから言われて(あるいは生まれる前に自分で決めて)、現実に放流されてく感じかな~?と個人的に思っています。(これは、あくまでもインド占星術の世界観を土台にした場合の、個人的なイメージです)

人生でいくつものダシャーを経験しながら、自分に必要な学びを積み重ねていくわけですが、星の配置によっては、ダシャーが切り替わる時に、環境も考え方も生き方もガラリと変わることがあります。

最近鑑定した中では、長く続けた仕事を辞め、これまでの人間関係を潔く絶ち、まったく別方向に歩み始めたSさんがいます。この方は「動」のダシャーから「静」のダシャーへ、ちょうど切り替わった時でした。これまで培ったキャリアに未練もクソもなく(←失礼)、今は導かれるように自己鍛錬の道(伝統芸能などの芸事)に進まれました。Sさんの魂は、これからどこへ向かっていくのか、そんなことは誰にも分かりません。もちろんぺーぺーのインド占星術師の私にも、魂の行き先なんて分かるわけもなく…(断言)。でも、本人の魂はきっと分かっている、のかもしれません。ですから、人はただ導かれるままに生き、その都度悩んだりしながらも、ベストを尽くせば良いのではないかと思います。

タージマハールは1日にして成らず。

…って、たった今作った二次創作パクリ標語です。で、いきなりですが、タージマハールの創建者で無理やり120年のダシャーを例えると、こんな感じです。(※例えでは仮にラーフ期始まりにしましたが、人によってどのダシャーから始まるかはまちまちです。順番は共通です)

 

ラーフ期で「そうだ。タージマハール作ろう!」とうっかり思い立ち、
木星期では「理想を抱く」、
土星期では「現実化へ向かい、じっくり取り組む」、
水星期では「他の良い点を取り入れて工夫」し、
そしてケートウ期では建物に「魂」を入れ、
金星期では「お披露目」。
太陽期では公に「機能」し、
月期では「心」を満たし、
火星期では、さらに「アピール」していく。

件のSさんはちょうどマハーダシャーがケートウ期に入った直後でした。これからのケートウ期では、自分の心にある深い井戸へ降りていき、自分だけのとっておきの宝を見つけ出すことにのみ気持ちが向くかもしれません。そんなときは、周囲のことなんてどうでも良くなるものです。しかし、やがて7年後には次のダシャー金星期が訪れます。その時には、またキラキラおめかししたくなるかもしれません。そうやって、経験を積み上げた時に、自分だけのタージマハールが出来ていくのでしょう。てか、タージマハールってお墓ですけどね。ゴールがお墓って、なんちゅう例えだ!!! まぁ、生き物は全て死に向かって毎日生きているわけだから、お墓がゴールでもいいのかも。。。と勝手に納得したところで、今日はつらつら書いてきて一体何が言いたかったのか?と己に問うてみますと、人生全部栄養にして生きたいものだ、ってことか!? 少なくとも、誰もが自分は自分を全肯定して生きられたらいいですね。まぁこれは「祈り」に近いものかもしれないけどね。

本当は今日のブログでは、奔放な恋愛運の持ち主の方をテーマに書く予定だったんですが、書いたらこんなんなりました。今日はなんだか自動筆記ブログだよ。次回こそは恋愛ネタ書きます(インド占星術バージョンのね)。