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〜二人の相性〜 気になる相手と自分を知って、どんなサービスをするか戦略立てよう♪

私のホロスコープ・チャートは、1-7ハウス(対人軸)に天体集中しているからか、鑑定では「相性」のご相談がけっこう多いです。

相性といったら、恋愛相手や伴侶との相性が大半ですが、他にも家庭教師との相性や、商談相手、PTAやママ友との相性相談もあります。女性に限らず、男性の相談者も割と多い案件です。

で、私は対人軸が目立つチャートのせいか、基本的に一対一の対戦ゲーム好きです。テニスとか卓球とか、将棋とか、とにかく向き合ってする対戦ゲーム全般は燃えます。私の太陽がある7ハウスは、パートナーを表す一方で、も表します。それゆえ、向き合った相手とのパワーバランスのとり方をどうすれば、その場を支配できるか(もちろん相手には負けたと思わせずに!)、ネリネリと戦略を立てるのが、楽しみの一つです。

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最近のトナカイ鑑定では、相性の相談が続きました。

まずは王道、恋愛相談。ご相談者は女性です。大概、女性の中では、気になる相手について無意識的には何となくわかっているんでしょうが、相手のたくさんの情報が脳内で混ざりあったままなのを、いちいち冷静に紐解いて言語化とかしません。その結果、モヤモヤした不安な状態に陥りやすいようです。

そんな時、西洋占星術は便利です(相性に関しては、インドより西洋占星術で読むのが好きです)。とはいえ、鑑定の最初の方では、ご相談者は相手との関係について、「なんか不安」とか「相手が何考えてるのかわからない」としかおっしゃらないものです。恋愛相談って、だいたいそんな感じで始まります。他人のことなら、客観的に見えるのに、気になる相手と自分との関係性は霧の中でモヤモヤするばかり。なかなか冷静に分析できないのが、普通ではないでしょうか。でも、まずはお二人の生年月日が分かれば、チャート作成できるのでそれで十分(出生時間と出生地もわかると、なお嬉しいが)。さー、そっから先は、こっちに任せてくれー!

その後、私が二人のホロスコープ・チャートを見ながら、互いの特徴や行動パターンを丁寧に言語化していきます。それを聴いて、ほどなくすると、ご相談者の脳内でぐちゃぐちゃに散らかった相手情報が、クリアになる瞬間が唐突に訪れます。急に脳内の霧がパッと晴れるみたいに。そういう時って、顔つきがハッと変わります。そして、「そーなんです、〇〇〇〇で、◇◇◇◇で、※※※※なんですよー」と相手に対する冷静な分析を、流暢に語り始めるのです。無意識領域ではわかってたことを、現実でおえーっと吐き出すかのような、エクトプラズムなひととき(笑)。つまりは、もともと知ってた、ってことですね!? こういう時、占いって、当事者の無意識を引っ張り出せて、なかなか便利ツールだと思うー。このように、相談者と意思の疎通ができた時は、占い師冥利に尽きますね。

で、そこから先は、具体的な作戦会議が始まります。例えば、相手が「いい人」or「ワル」のどっちか?など、更にいろんな角度から相手を占星術で見ます。「いい人」とはリスクを犯さず相手の意志を尊重する穏やかなタイプで、「ワル」とはリスクを犯してでも欲しいものを手に入れる強引なタイプ。

もし相手が「いい人」で、相談者の女性も「いい人」だったら、どっちもお互いを尊重してばかりで、物事がいっこうに進展しません。逆に、どっちか片方が「ワル」ならば、もっとテンポよく展開する可能性も…。しかし、そんな時こそ、じゃあどうするか?について具体的な戦略を練ります(もちろん占星術で)。この時、相談者と占い師は、もはや共犯関係、グルです。星から得られる情報を言語化して、いかに相手の立場に沿ったサービスを打ち出すか。相談者と私の二人で、そのサービス内容を決めていきます。

そして作戦を成就するために、期限を決めて、相談者には具体的に行動していただく。やはり行動しないと、現実は動きません。妄想しながら状況変化を待ってるだけでは、白馬の王子様は夢の中にしか現れません。

そして、できれば、その後の進捗状況報告も伺いたいところですが(えっと、私の研鑽のためにもネ…爆)、基本、相談者と占い師は一期一会の関係ですから、その先は成り行き任せになりますが…。

こんなふうに、占星術から得られる情報で、相手(やご自身)を理解する糸口が作れたら、嬉しい限りです。