★★ 最新の鑑定スケジュールはこちら ★★

独創性とか自己表現とか。サラスヴァティ・ヨーガのこともちらり

6/13(木)17~21時 南阿佐ヶ谷ウラナイトナカイの鑑定日です→ 
本日はほぼ空いてます。17:00~18:45 18:45~19:05 19:05~21:00
10分タロットからお気軽にお立ち寄りくださいませ。鑑定メニュー→
※当日電話受付(16時50分以降にお問い合わせください):03-3220-9477
または、こちらへどうぞ。marugotosyokudo@gmail.com

今は、やりたいことが勝手にできる環境ですが、本を出したい人は一定数いるようで…

鑑定では、割とよく「本を出したい。私に才能ありますか?」というご質問をいただきます。

おそらく、自分担当の編集者がつく環境で、原稿を書き、出版元のお金で印刷し、本屋で平積みされる、そしていずれ印税が入ってくる…そんなふうに、文筆で食っていくスタイルに憧れを抱いているのでしょう。しかしこのコース、今では出版への道が狭くなったり、通行止もあったりして、これだけに理想を絞ると難易度が高いですよ。

であれば、本を出すだけなら、自費出版が手っ取り早いと思うんですよ。全部自腹になりますけど。書いた原稿を出版元に送ると、数週間後にご希望の刷数が、出版元から自分の手元へ本が送られてきます。それを周りの人に名刺がわりに配ったりするといいと思うんですよね。

自費出版の何がいいかって言うと、例えば定年後や休職中などの空いた時間を執筆に当てられるし、何を書いても誰からも咎められないし、著者プロフィールにいくらでも経歴を盛れるしで、自分の集大成を形にすることによって、究極の自己満足が得られます。自分で自分を褒める作業、時には大事ですしね。才能とか関係なく、本を出すという夢を叶えられます。

そうじゃない!自己満足には止まりたくない!って人もいるでしょう。もし不特定多数の人に読まれたい欲求があるなら、ブログや今流行りのnoteなどのオンラインで書くと、きっとどこかの誰かが読んでくれます。そのどこかの誰かの中には、出版関係者もいるはずですから、その人の目に止まってコレ面白い!と思われたら、運良く望む方向へ発展することだってあるかもしれません。オンラインで書くのは、無料でできるので、気軽に今書きたいことをどんどん書いてみたらいいんじゃないでしょうか。

限られた人しか出版できなかった昔と違って、誰に承諾もらわなくても、やりたいことが勝手にやれて、発表できる今の環境ってパラダイス!って、そう思いませんか? まずは、どんどん好き勝手に何か書いてみましょう。

独創性とか自己表現とか。サラスヴァティ・ヨーガって何?

インド占星術では、創作性についてはいろいろ検証しますが、5ハウスの状態も見逃せません。5ハウスは、0から1を生むような独創性を意味します。その人のオリジナリティの強さを測ることができます。とはいえ、独創的で突飛なアイデアって、大衆に受け入れられるには時間がかかるもの。今ではみんな大好きなエビやウニも、最初は異形のゲテモノにしか見えなかったでしょうし、あれが美味しい食べ物と認識されるには、かなりの時間を要したはずです。それと一緒で、独創性が大衆にウケるにはそれなりの時間がかかります。ですから、5ハウスの状態以外にも、真似したり工夫する力も、別のハウスで見ないとなりません。他にも、創作性を食うことに結びつけるには、何かと現実的な要素も必要になってきますので、チャートは見どころたくさんです。

そんなインド占星術には他にもスペシャルな視点があります。ヨーガって言います。星やハウスの特定コンビネーションのことをヨーガと言い、チャートを読むときのパラメータとなります。西洋占星術で言うところの複合アスペクトに近い…と言ったら暴言でしょうか。まぁ、ここではそのあたりは言及せずスルーしますので、関係各位どうぞあしからず。

さて、そのヨーガの中には、インドの神様の名前が付いた特別なヨーガがあります。そのヨーガが成立すると、守り神のように働いてくれるそうです。こういう世界観は、インド占星術ならではですよね。例えば、シヴァやラクシュミー、ブラフマなどのインド神が守り神って、なんか嬉しいような頼もしいような圧が強すぎるような!? しかし、そんな守り神がついてるとあらば、この世でのお役目もあって、個人の自由なんてない生き様かもしれません。ただし、成立条件も限定されてるので、それに当てはまる人って超レアかと思いますが…。(えーと、たしか、ビル・ゲイツがラクシュミー・ヨーガだったやうな…)

そんな中、サラスヴァティ・ヨーガに関しては、鑑定現場でも時々見かけます(このヨーガは水星、金星、木星の状態が鍵になります)。これは、他の神様ヨーガより、成立条件がゆるいからって理由で、見かけやすいのかもしれません。

サラスヴァティは、芸術・学問などの知と美を司る女神。いわば、カルチャー全般の守り神ですね。サラスヴァティ・ヨーガを持つ人には、やはり自己表現力に長けてる人もいて、文章を書いて出版する人もいます(ちなみに著述家でもある某M店長も持っていた)。で、このヨーガ、ブログが面白い周辺の人たちを検証したところ、ラグナからは成立してなくても、月ラグナ、太陽ラグナから見ると成立する人を含めたら、けっこう発見できました。

とはいえ、サラスヴァティ・ヨーガはあくまでもパラメータの一つですし、別にこのヨーガがなくても自己表現の上手い人はいっくらでもいます。ただ、なんというか、背後に美人で聡明でお洒落な女神サラスヴァティが守ってくれてると思うと、ちょっと元気が湧いてきますよね。それにミーハー心も満たされて嬉しい。そんなゲスな考えは私だけか!?オホホホ…