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あなたはクリエイター系? プロデューサー系?

タイトル通り、あなたはクリエイター系? プロデューサー系?っていうお話です。

インド占星術チャートで、わりと明確に見えてくる部分です。

クリエイター系は、物作りに意識が向く人。
スタジオジブリだと、宮崎駿さん(映画監督、アニメーション作家)タイプ。

プロデューサー系は、普及させる方向に意識が向く人。
スタジオジブリだと、鈴木敏夫さん(スタジオジブリ作品の映画プロデューサー)タイプ。

どっちが上とか下とかはもちろん全然ないですが、その人がどっちに軸足を置いてるかはチャートから浮き上がってきます。あと時々、両刀使いの方もいます。バランスが取れてて、(個人的には)ちょっと羨ましくもあります。

両刀使いタイプだと、たとえば音楽家の葉加瀬太郎さんや現代美術家の村上隆さん。お二人のチャートを拝見したわけではありませんが、物作り商才の両方を使いこなす典型的なタイプだと思います。ちなみに故まつい店長も両刀使いタイプ。生前は、著述家 兼 占い師 兼 お店運営のプロとして活躍されてました。

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私の場合は、明らかにクリエイター系に軸足を置くチャートだし、自分でもそれを自覚しています。つい物作りや研究に没入してしまう傾向がある。常に何かに没入していたい。ほっとくと、ネコ大好きフリスキー状態(今だとチュールか)にすぐなる(すみません、夢中になるって意味です)。そして最近は、とうとう禁断の動画作りに手を染めてしまいました。ザッツ沼地獄。ここ数日はどっぷりのめり込んでしまい、前から控えめ出現だったSNS上からもついに姿を消してしまいました(あ、無事復帰しました)。今はリアルで人と会えない状況なのに、SNSでも姿を出さないのはちょっとどころか非常にマズい。

偏りが強いタイプは個性的とも言えます。が、その一方で、ドーシャ(アーユルヴェーダ)のバランスから見ると健康的には黄色信号です。まぁ普通に考えても、部屋に引きこもって座りっぱなしでパソコン画面を見続けるのって、超不健康ですよね。いろいろと鬱滞する。エブリディ、エコノミー症候群ですよ。でもうっかりやっちゃう。というわけで、我に返った今、反省しながら復興ブログを書いてるところです。って言いながら、ブログ書きだって座りっぱなしじゃん! さっさと書いて、カラダを動かしに行きますよ!

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ところで今って、誰でもSNSで発信できる時代なので、誰もが個人事業主の側面を持っています。そんな時代は特に、プロデューサー感覚を養うことはとても大事と思います。

最初にも書いたように、プロデューサータイプの人は、素材の持つ魅力が多かろうと少なかろうと構わず、それを最大限にデコレーションし、普及させる能力に長けてます。おまけに他者と繋がる能力も自然と活かしているので、クリエイタータイプの私としては見習う点が多いです。

とはいえ、クリエイタータイプの人はその持ち味を活かすことも大事な役目。ではそこで何が必要になるかと言えば、横の繋がり力ですね。ご近所付き合い。そういうのを意識しないよりは、した方が自分を助けます。あとはビジネスパートナーを見つけるという方法もあります。しかしその場合は、公平なパートナーシップ感覚を持ってないと、ちょっと難しいかもですね。

そういえば以前、知り合いが週末だけの「こだわりの店」を開きました。こだわりまくりの店主は、土から捏ねて焼いた特製皿を用意し、食材をあちこちから空輸して取り寄せるという気合いの入れよう。そしてお店で出すメニューは、煮込み料理一品のみ(え!選択肢ないんかい?って内心思いましたわよ〜〜)。1週間前から仕込み、何日も煮込んだ(原価がかかりまくりの)闘魂料理で勝負しました。

幸運にも店主には愛想のいい奥さんがいて、奥さんが周りに声をかけ集客したおかげで、売り上げはなんとかトントンでした(こだわりの料理は量産できないので数量限定)。しかし、奥さんも自分の仕事を持っていて、旦那の道楽に付き合ってばかりもいられません。なので奥さんが手伝えない日はお店を開けなくなったりして、週末だけの「こだわりの店」は3ヶ月ほどで店を畳みました。

奥さんが手伝うのが当たり前と思い、自分では営業せず、お客さんからの反応にも耳を傾けなかったことなども閉店の原因だったかもしれません。奥さんとお客さんは、店主にとって大切なビジネスパートナーだったのです。気難しいクリエイタータイプは、そのままだと食えません(←己に言ってます。ううう)。

さて、あなたはどっちのタイプですか? それとも両刀使い?

…おっと、そろそろカラダを動かしに行かないと。ではまた!