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結婚運について(ちょっと斜めから、ユニークな人々を検証)

新年のご挨拶が遅れました m(_ _)m
昨年は当ブログへお越しくださり、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ユニークなスタンスの人々のつぶやき

新年早々のブログは、インド占星術の結婚運について書いてみます。とはいえ、私が書くのは王道路線ではなく、ちょっと斜めからですが。

きっかけはネット上で、結婚についていくつかユニークなつぶやきが流れて来たからです。好奇心に駆られて、その主たちのチャートを覗いてみたくなりました。著名人の中には既存の結婚観に囚われないユニークなスタイルの人を見かけます。しかも、そういう思いを成り行き上(番組やネットの企画上)、きっぱり言い切ってしまうところは、伝統的な(というか、やや古めかしい)価値観や道徳観に風穴を開ける役目を担っているのかもしれません。

インド占星術での結婚運について、ざっくりと

件の著名人チャートへ行く前に、インド占星術での結婚運についてざっくり説明します(とはいえ長いかも)。ここはややこしいパートなので、ご興味ある方だけどうぞ。

静的分析では7ハウスおよび7ハウス支配星の状態を見ます。他にも月や、結婚の表示体(カラカ)である金星の状態や金星から見た7ハウス(および7ハウスの支配星)の状態も見ます。次にナヴァムシャも同様に見ます。他にも検証するところはまだまだたくさんあるのですが、複雑になってくるのでこのあたりまでに。結婚への向き不向きを精査したら、次に動的分析としてダシャーで結婚の時期を確認していく…という流れで、その人の結婚運を読んで行きます。

上記の検証箇所が凶星で激しく傷ついてると、結婚について黄色信号が点滅します。その場合、ダシャーでいくら結婚の時期が訪れて、たとえ誰かと出会えたとしても、一般的な結婚とは違うスタイルに発展するかもしれません。あるいは、そもそもお付き合い自体に興味が湧かず、そういう類のイベントをスルーしてしまう事もあるでしょう(※ただし他にも検証が必要ですので、これだけでは断定できません)。

あと、土星は「遅延」という象意を持つ惑星なので、7ハウスに土星が在住すると、結婚が遅れるのではないか?結婚できないのではないか?と心配する人もいますが、7ハウス土星のチャート主が20代で結婚した例は、私の周りにいくらでもいます。そのいっぽうで、たしかに遅れる人や非婚者もいます。そんなわけで、7ハウス土星だけでこうだ!とは言い切れないのです。

ただ、良い点もあります。土星が7ハウスにあると、方角の力を得るので、忍耐強さという利点を持ちます。結婚生活には忍耐など地道な努力も必要ですから、いざ離婚の危機が来てもギリギリ乗り切れるかもしれません(それが本人にとって本当に幸せかどうかはまた別の話だったりしますが…)。

前澤友作さんの場合

まずは前澤友作さんの場合。新年早々こんな企画がネットに流れてきました。なんじゃこりゃ!? 相変わらず世間に話題を振りまいてますね〜〜〜。個人的には楽しいから◎。笑

参考 前澤友作 人生のパートナーを見つけますAbemaTV

「人生のパートナー」を見つけたい。そしてその未来のパートナーと共に、宇宙から愛を叫びたい、世界平和を叫びたい。

 

んんん??  前の彼女さんと別れたばっかりじゃ?とか、記事内の応募要項を読んでるとそれはもうツッコミどころ(そんな都合のいい女性がこの世におるんかい!?云々)満載ですが、面白さも満載です。

では、どんなチャートか見てみたいと思います。

出生時間不明なので、ラグナは仮です。がしかし、ダシャーとこれまでの出来事(ウイキペディアで確認)を照らし合わせると、水瓶ラグナは当たらずしも遠からずな気もしますが、仮置きということで何卒ご容赦ください。

 

 

ラグナ不明なので金星限定で見てみると、金星は減衰星座の乙女座にあり、土星と火星が絡んでて傷ついてます。吉星で定座の逆行木星と相互アスペクトしていますが、木星と金星は不仲同士。ゆえに、金星のアシストになりにくい木星。そして金星から見た7ハウスも支配星も木星ですが、特に結婚においては微妙。柔軟星座にいる拡大発展の木星がどう影響するのか。果たして、一人のパートナーに絞れるのか。

ナヴァムシャでも見てみます。深夜0時~17時過ぎくらいまでの出生時間とするなら、ナヴァムシャ・チャートの金星はラーフと接合、その7ハウスには火星とケートゥがいます。土星からもアスペクトを受けて、けっこうボコボコです。

とはいえ、財力もバイタリティも超豊かな人ですから、今後も何かとご縁はあるでしょうし、なおかつお互いの利害関係が一致し、似たような価値観の持ち主に出会えたなら、ユニークなスタイルの結婚生活もあり得るかも!?

それに(言動にはあまり共感できませんが)既存枠から逸脱したライフスタイル実践者は、個人的に応援したい思いもあります。お見合い企画、今後の展開を見届けたいですね。

いとうあさこさんと大久保佳代子さんの場合

次に、いとうあさこさんと大久保佳代子さんもちょこっとだけ。

このつぶやきを見て、お二人のチャートを見てみたくなりました。わざとらしい笑顔を振りまかないお二人、個人的に好きです。笑(余談ですが、カメラの前で咄嗟に面白い切り返しができるのってさすがプロ!です。年末に占い仲間たちとお試しでムービー撮影をしてみて、咄嗟に喋る難しさを痛感しました。。。)

いとうあさこさんも出生時間不明のため(月も微妙な位置にあるのでスルー)、金星で見ると、双子座にある金星は火星と接合、木星土星にアスペクトされています。惚れっぽい面をお持ちですが、時間と共に自ら関係を壊したくなったり、お互いの時間のすれ違い等でお付き合いが難しくなることもありそうです。

同じく大久保佳代子さんも出生時間不明。金星で見ると、金星は高揚星座にあり、木星からの絡みのみで凶星は絡みなし。金星から見た7ハウスも無傷。7ハウス支配星は水星で、太陽と火星が絡んでます。ナヴァムシャでも、金星は高揚星座の可能性。金星お強い!ただ、金星が良すぎる場合、これもまた微妙なところがあります。ひょっとしたら、異性に求める理想が高くて、現実となかなかマッチングしにくいかもしれません。

なお、今後巡って来るダシャーやトランジットの影響も検証する必要があるのと、出生時間不明なため、残念ながらこれ以上は深掘りできません。しかしながら、芸人という立場からライフスタイルの多様性を表現している、いとうさん&大久保さんを陰ながら応援したいと思います。(無理やりまとめた感・・・^^;)