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海外移住者のチャート考察 〜続編〜

海外移住者のチャート傾向については、以前アメブロのブログに書きましたが、その後何人かの移住者を鑑定したところ、いくつか気づいた点があるので、その続編を書きます。

最近、鑑定の申し込み時に「ネット検索してたら私のブログにたどり着いた」とおっしゃるお客様が増えた気がします。私のブログは、ネットの海を漂流してたらたまたま見つけてしまった、そんな流木ブログらしいです(笑)。いやホントありがたいことです。中でも、特に海外移住者や、これから海外移住したい人にお会いする機会が増えました。ローカルの枠に囚われない、旅人のような方とのご縁が私にはあるみたいです。まぁ私もそんな属性の一人ですが。

海外移住者のチャートの特徴

海外移住者のチャートの話に戻ります。
前回のブログにも書きましたが、インド占星術チャートに現れる特徴としては、海外を示すハウス(7、9、12)が強い故郷を示すハウス(4)が凶星で傷ついてる、それに加え、異国での逆境にくじけないメンタルの強さを持つ、の3点セットが多いです。(※これまでに私が拝見したチャートの範囲内においてです)

先日鑑定したRさんを例にあげると(掲載許可済)、Rさんは20代のラーフ期に外国から日本に移住し、その後日本人男性と結婚、昨年日本で二つ起業しました。Rさんのラーシチャートでは、海外を示す9ハウスと12ハウスの天体同士が星座交換していて、一層強められてます。そして、移動を示す3ハウスには外国を意味するラーフが在住し、ちょっとそこまでのお出かけ範囲が海外も含まれる人。フットワークが軽い。

なおかつ故郷を示す4ハウスには3つの凶星がアスペクトしています。さらには実家のご家族との関係性が薄い(→離れた土地で幸せ)。そして社会性を示す10ハウスと11ハウスが非常に強い。Rさんは逆境に燃えるタチと仰ってましたが、たしかに道なき道を開拓するチャレンジング精神と野心が随所に見受けられます。ここまで揃うと、異国でもたくましく生きていけそうです。

彼女はちょうど昨年から、ビジネスにフォーカスするマハーダシャーが始まり、そのタイミングで法人設立されたので、時期的にはぴったりでした。

新たに追加した共通点。パートナーシップ

Rさんは海外移住者のチャート条件に見事に合致したケースですが、これまでお会いした他の海外移住者(日本から海外へ)の中には、そこまで合致しなくても、長く海外に住んでる方もいました。とはいえ、「海外を示すハウスの強調」と「メンタルの強さ」は全員該当しています。ですが、4ハウスが全くダメージの無い人もいました。これはもしかしたら昔と比べて、今は海外へ気軽に行けるようになって、海外移住が特別ではなくなったからかもしれません。いつでも飛行機で一時帰国できますからね。

その代り、新たに追加したい共通点がひとつ。それは、現地でパートナーと出会い結婚してるということです(事実婚も含む)。…ということはですね、海外にいる間に、お付き合いを示すダシャーがあるかどうかが決め手となるのかも。。。

やはり、異国では誰か信頼できる人と協力しあって生きてく方が安心だし、現実的な面でも暮らしやすいからでしょう。私が鑑定でお会いした海外移住者の場合も、全員パートナーシップを結んでました。中には60代で海外移住して、現地でパートナーを見つけた方もいましたよ。

※ただしもちろん例外はいます。私の知り合いの(そもそもみずまち先生のご友人)ローマ在住Yさんはローマに移住して新しい仕事を始め、タフに一人暮らししてますから、そんなふうに例外もいます。がしかし、彼女は現在どんどんイタリアンナイズされてきてて、今後ローマでパートナーを見つけるかもしれませんし、この先どう展開するかわかりません。(ちなみに彼女のインド占星術チャートは見ていません)

あと、一時的に海外留学する人のチャートもたくさん拝見してますが、そういう人の場合でも海外を示すハウスが強調されている点は共通しています。ただ、異国の価値観を受け入れて永住するとなると、誰でも簡単にとは言えません。私もこんだけインド好き好き♡言ってても、あくまでもツーリストとしてだなぁ。実際に住むとなると、ハードルが高いですね。