まるごと食洞 
先日、富士山見物してきました。
長年関東に住みながら、意外と近づくことのなかった富士山。なので、その凛々しさ美しさに素直に感動しました。
↑１枚目は、本栖湖から見た富士山。
ドライブ中、突然姿を現して「うわーーーー！！！」大興奮しました。
（しばらく、ぐるっと富士山見物にお付き合いくださいませ）
２枚目は、西湖から見た富士山。絶景かな絶景かな。
３枚目は、川口湖畔から見た富士山。裾野までのカーブがエレガント。
4枚目は、川口湖の少し高いところから見た富士山。眼福眼福。
5枚目は浅間神社近くの丘に登って見た富士山。下は桜の木。ザ・日本。スバラシー。裾野の左サイドは陸上自衛隊の富士演習場なんだそうです。
最後の６枚目。山中湖から見た富士山。
裾野までのカーブが、それまで見たのと比べるとゴツゴツしています。
え…と、最初はめちゃくちゃ感動した富士山ですが、最後の山中湖から見る頃にはかなり見慣れてしまい、ここではすでに消化試合モードになってました。
＊ ＊ ＊
というわけでマクラが終わって、ここから本題です。
鑑定で「自分のカルマを知りたい」というご質問をよくいただきます。
カルマって聞くとちょっと怖い感じがしますが、要するに「行為」のことです。今生、消化（or 昇華）する行為のことで、To do リストと言い換えたらそんなに怖くないのかな。で、出生図の惑星が全てカルマ（＝行為）で、自分のダシャー（年表）に沿ってそのTo do リストを消化していくという流れです。それは、良いこともそうでないこともいろいろ詰まったアソートセット。
中でも、実人生の中で繰り返し起きがちな事象は、今生でがっつり消化しようと決めてきたってことになります。例えば、先にお見せしたような、富士山をあらゆる角度から見るのも、富士山を見るカルマを繰り返し消化したってことになりますね（笑）。
で、最初はインパクト大で自分の反応も大きいのですが、最後には見慣れてしまって反応が薄まってしまいました。それと同じように、カルマもまた経験と共に学び、消化していくと、最初の頃のようには動じなくなっていくし、時には智恵もつくし、以前よりも視界が広くなったりすることだってあり得ます。なんだか前より成長したなーって感じるかもしれませんね。
＊ ＊ ＊
ちなみに私の場合は、こんな感じです。（お時間ある方はお付き合いください）
私にとって繰り返し起きがちな事象から問われてることは、「環境とのたたかい方」だと思っています。実感としてもそうですし、出生図からもそれが示されています。
しかも、今回はリベンジ戦。前の人生でやり残したという忸怩たる思い込みを提げて、わけもわからずたたかおうとしていました（一応過去形）。ただ、生まれた場所は日本、戦争をしない国。紛争地帯とは違います。そうなると、たたかいの場は、主に仕事の場となります。なので公の仕事を通して、成長していくためのTo do リストを消化するという展開です。
とはいえ、特に若い頃は、常に敵に立ち向かってる心持ちだったので、生きにくさがハンパなかったですね。じゃあ、もっとスマートにやり過ごせば良いじゃん？と、側から見たら思われるでしょうが、当時の私にはそれができなかった。絶対やりたくなかった。なぜなら敵に負けた気分になるから。謎の復讐心で凝り固まってたなーと思います。今になって振り返れば、酷い勘違い（幻想ともいう）だったのでしょう。まぁそんなふうに、本人にしかどうにもできないことだから、カルマなんでしょうけどね。
で、富士山を繰り返し見るように、同じテーマについて時間と空間が変われどしつこく繰り返し経験するうちに、じょじょに「環境とのたたかい方」が変わりました。
以前は相手のエネルギーに反発することが私の正義。しかし今はもっぱら相手のエネルギーを有効活用させてもらってます。いろんな人の思惑をプロジェクトの中に活かしていく。その方がお互いのエネルギーがかけ合わさって大きな推進力になる、ってことにやっと気づいたっていうか。あと、ちょっとゲーム感覚もあって面白いしね。そうすると当社比ですが、たいへん平和です。これもあくまで当社比ですが、変な緊張感からも以前より解放されて楽です。
そんなわけで、現在、環境とは「和して同せず」精神で、風通し良く共同作業しています。なんかこれ、合気道っぽいな。あと、ある意味、私的なSDGs活動かもな。。。
＊ ＊ ＊
そうこうするうちに、私の2番目のダシャーが変わりました。（←突然ですが）
ぼちぼち舞台設定が変わります。うぉー。ダシャー的に、どうも水と関係ありそうな舞台になりそうだ……（具体的になったら、またこちらで書くと思います）。そこでも引き続き自分のTo do リストを消化していきます。
ところで、皆さんは今どんなTo do リストでしょうか？
人によっては、繰り返し起きる事象などないかもしれません。また、他人から見たら、何でも欲しいものを手に入れた人にも、本人にしかわからない感覚や葛藤があります。その人の世界観や時間の流れは皆独特で、共に掘り下げていくのは、とても難しいことだけど、その一方でとても奥深いことだと感じています。
