朝からお店日記ネタを探して脳内検索していたところ、行き着いた先はインドでした。時間もないので、ここはインドネタで一気呵成に駆け抜けることにします。パカパカパカッ(馬の駆け足の擬音)。
さて、本日はインド占星術(及び古代インド)における人生目的を4つに分けてみますと、
①ダルマ(道徳、理想)
②アルタ(労働、富)
③カーマ(欲望、対人)
④モクシャ(解脱、スピリチュアル)
となります。
鑑定ではホロスコープチャートの偏りなどから分析し、その人がどの属性かを推測するわけですが、まぁわざわざ占わなくとも、これまで生きてきてご自身でもどこが強めでどこが弱めか、なんとなくお分かりになるのではないでしょうか。
とはいえ、なんとなくは分かってはいるんだけど、自分の中に模範的な人間像(みたいな偶像)があって、そこに到達しないと人間じゃないなどと思い込んで、自分で自分を縛ってしまう場合もあるかもしれません。
ちなみに私の場合、チャート的には③カーマ(欲望、対人)と①ダルマ(道徳、理想)が強調されてます。私の模範的な人間像は、親の生き方に習って、堅実な方向性としての②アルタ(労働、富)がしっかり機能していることでしたが、親のように地道にコツコツを目指したくても、どうもうまく行かない。
逆に、ちゃらんぽらんな娯楽の誘惑は、事欠きません。
しかし、自分の中では、まだ②アルタ(労働、富)にしがみ付いてて、真面目な親を人生のお手本にして生きて参りました。でもやっぱり実利や富が付いてこないまま相当年数が経過してるんですよね。。。
私、目指すとこ間違ってない? …と、いよいよ気づきます。
ここで再度ホロスコープチャートをじっと見てみて、嗚呼…と今さらながら腑に落ちる。
やはり吟遊詩人的な生き物なんだなぁと。。。(=現実面が弱め!?)
まぁそうだよなー。そもそも私は欲と理想で出来ているんだから、もっと素直に生きようじゃないか。昨今、どんどん開き直ってまいりました。人間て残り年数が目減りすると、開き直れるものですね(笑)。ですが、それでは世の中でサバイバルできませんから、他者と協力し、お互いの良いところを補い合って行こうじゃないかと思っております。(ここで西洋占星術の話になりますが、来たる水瓶土星の時期は、そうやって生き延びたいものです)。
どの人生目的が強いかどうかを占うことは、時期によっても変わりますし、一概には言えることではありませんが、ざっくりした傾向は推し量れます。ご自身が描く人生目的と、チャート上の人生目的は、自然と融合していることも多いですが、まずはご自身で「私はどのタイプかなぁ?」と振り返って見てはいかがでしょう。(まる)