環境から何を学ぶか？〈仕事編〉

カルマ思想を土台とするインド占星術ですが、運命すべてが固定化されてるわけではなく、本人の自由意志で育てていける余地もあります。

「人は環境から学ぶことで、自己を変え成長する力を持つ」という視点で分割図を読む。インド占星術にはそんな伝統技法もあるんですよね。自分の場合はどうかな？っていうことで仕事について検証してみました。

納得納得。良いところも悪いところも炙り出されて大変納得でした。（納得って３回言った）

もっと検証したい！ということで、2月いっぱい「仕事の分割図の無料モニター」を募集しようと思います。いろんな方のチャートを読ませていただけたら幸いです。詳細は記事最後を御覧ください。まずは私自身の検証内容（仕事の何がわかるの？）をレポします。ご興味ある方はお付き合いください。

今回は仕事編。「成長」と「下降」の二方向から見てみます。

仕事編

環境から何を学んで、成長するのか？

＊上が分割図からわかること。下の矢印からは自分の解説と感想。

以下は、私の場合です。

• 経済面：変動が大きく、不安定。正社員とは異なる働き方
  ➡︎実際、毎月の収入には波があります。フリーランス、時には契約スタッフとして報酬を得ています。また、占い業にも繁忙期と暇な時期があります。でもこれが長年デフォルトなので、（自分の中では）固定給の感覚がよくわかりません。

• 仕事内容：①情報を扱う分野。複数の食いぶちを持つ
  ➡︎今は、雑誌デザインと占いでごはんを食べてますが、分野は違えど両方とも情報を扱います。私は何事においても専門家というより、わかりやすく伝える役目ですね。
• ②ハードワークになりやすい。自由な働き方
  ➡︎たしかに、楽って何？おいしいの？って感覚でうん十年。無理がたたって、体のあちこちにガタが来ている今日このごろです。年齢的にもこのハードワーク問題、どげんかせんばなりません。
  あと、今の職場には、用がある時だけ参戦するスタイルです。たしかに自由な働き方…、言ってみれば傭兵。
  
• ③アイデアやイメージを構造化していく仕事
  ➡︎私がやってることって例えば、釣ってきた魚をシンプルに生で食べたり焼いて食べたりするんじゃなくて、長期保存できるよう加工して缶詰にするような仕事です。そして依頼主の意向に沿うラベルを缶詰に貼って仕上げます。

• 仕事環境：出だしで年長者や責任者と衝突が起きやすい。しかし次第に関係はまろやかになる
  ➡︎私の人生であるあるなシナリオです。出だしで、その集団の中の大ベテランと反目しがち。かつては、私の率直さが誤解を招きやすく、フォローするべきタイミングでも愛想が足りず、余計に関係を悪化させてました。まぁ、さすがに今は意識してますよ。でも、ついうっかり何かがハミ出ちゃう。でもですね、たいていは時間が経つと丸く治ります。反目相手も良き協力関係となる。なので一口目は不味い時もあるけど、後味は良いのよ私って（ここ強調）。

• 仕事のポジション：ポジション取りは、割といい位置を得られるが、私のコンディションや仕事の出来栄えにムラがある
  ➡︎コレほんとにそうで…（汁）。実際に、興味のあるテーマの時とそうじゃない時の私のノリがぜんぜん違うので、当然出来栄えにも影響します。好き嫌いや得意不得意がたいへん出やすい。永遠の子供か！？ うえーん、いやなもんはいやなんです（いやだと思うと体が固まる）。しかし、仕事なので安定供給は大事。なので対策としては、ネットワークを活かすのがベターじゃないかと思っています。苦手なものは得意な人に任せ、逆に私にできることを引き受けるネットワーク作り。

• 取引き相手：女性から発注されると、流れがスムーズ
  ➡︎実際に女性から発注される案件は、その後も良い流れになるケースが多いです、有難いことに。ここは恵まれてると思う。実は私、自分から仕掛けたがるところがあるのですが（火星が強いので）、攻め側より、どうも受け側の方がうまく回る。受け側とはいえ、依頼されたら自分のリソースやパフォーマンスを発揮しないと成立しないのですが。となると、私がやるべきことはショールームの充実です。（最近サボってるけど…）　現在ショールームといえるものはブログのみなので、今更だけどInstagramに参戦しようかしらと思案中です。

こんな感じで、良いところも悪いところも炙り出されました。人間関係は仕事の要ですから、炙り出た部分は意識的に改善していきたいものです。

比較材料として「下降」方向も見てみた

お次。危険で役に立たない方向性なのですが、身に覚え大アリでした…。

私の「下降」チャートをまとめると、、、

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➡︎痛いところを突かれました。実はお店経営、一時期やろうと思ったことがあります。10年くらい前の話ですが、友達の旦那さん（飲食店プロデュース）から渋谷（広尾）の半地下店舗で飲食店をやってみない？と誘われたことがありました。すぐ物件を見に行ったのですが、一人で切り盛りできそうな小スペースなのは良かったものの、やはりそこは渋谷。家賃が高い。これは素人が手を出したら危険と思い断りました。で、見学後、まつい店長にタロットで見てもらうと「近所の金持ちマダムの憩いの場になりそうだね。別にそれは悪くないけど。でも広尾って、まるちゃんのキャラじゃないよ。もっと場末（中央線沿線とか）だよ」。おっしゃる通り。

その頃、別の人からも、地方都市でインドカレーレストランやらない？と誘われました。が、頭では反応するものの、なんか体が嫌がってる。ハラが決まらないっていうのか、違和感があるっていうのか。こっちの道は違うなと思い、見送りました。

あ、まだあった。お茶の水の隠れ家物件も見に行った、火曜トナカイ仲間のたまき先生に付き合ってもらって。あの頃は迷走してたなー。まぁ、前向きに捉えるなら、「迷走」は「自分の道」の母ですから！！

で、行き着いた先が、知り合いの吉祥寺のレストランを月イチで借りてヤドカリ営業。その後、公共施設や一般宅のキッチンを借りて、みんなで作る調理実習スタイルに落ち着いたのでした。めでたしめでたし。いつかコロナが終息したら、またみんなで作りたいものです。

まとめ

こんなふうに「成長」と「下降」の両方を比較すると、非常にわかりやすかったです。私の場合、自分を成長させ活性化させるには、環境から何を学び何を手放すかのポイントがよく理解できました。

後日、みずまち先生のチャートも検証させてもらったのですが、やはり「成長」と「下降」のコントラストは興味深かったです。みずまち先生も、若い頃に「下降」方面に憧れたことがあったそう。誰もが一度は自分の思い通りに環境を染めてみたい欲求を持つものですね。

★さっそく体験談をアップしてくださいました。超早い！
みずまち先生、ありがとうございます！
インド占星術の「仕事の分割図」読みモニターを受けてみた

★夏瀬杏子先生も体験談をアップしてくださいました。感謝！
インド占星術@仕事運モニターレポ