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岡本太郎のダルマを考察

以前は、ふと思い立ったら関西に弾丸ツアーしてました。記憶にあるだけでも過去3回ほど。奈良の大仏、伊藤若冲展、そして岡本太郎の太陽の塔へ。

奈良の大仏と伊藤若冲展はまさに日帰りで、早朝の新幹線で出かけて、また夜の新幹線で戻りました。が、岡本太郎の太陽の塔は関西に住む友人に会う用事と抱き合わせて一泊二日のツアーを決行しました。そう。彼らは私の推しメンなのです(笑)。岡本太郎も好きですが、太陽の塔がめっちゃ好きなんですよね。なんなんでしょうね。とにかく好き。

それはさておき、今回のテーマはダルマの考察です。
ダルマをすごく簡単に行ってしまえば、「その人の進む道」と言っていいかもしれません。

現在は気軽に「ふと思い立った時に関西弾丸ツアー」が出来ないので、代わりに太陽の塔の作者である岡本太郎のチャート(クンダリー)から、彼のダルマを考察してみようと思います。ちょっと強引な持っていき方ですが、、、まぁとにかくご興味のある方はちょっとお付き合いください。

出生時間不明なので、ラグナは特定してません(画像では、双子座になってますが不明です)

 

今回は太陽(スーリア)から時計回りの7番目に着目します。
すると、ハウス内は空っぽです。なのでその支配星を追いかけると、また太陽がいるハウスに戻りました。岡本太郎のダルマは、水瓶座(クンバ)の太陽と判明。水瓶座を一言で表すと革新性。水瓶座にいる太陽は木星に見られています。革新的であろうとするダルマの純粋さと理想の高さが感じられます。おおー、太陽の塔そのまんまって思いません? 私は思った。

一方、月(チャンドラ)にも着目します。月からは内面的な心で感じるダルマが見えてきます。人はこっちのほうが実感しやすいかもしれません。
すると、今回も月仕様で数え、その支配星を追うと、再び月がいるハウスに戻りました(解説省略)。月は山羊座(マカラ)在住で水星と一緒にいます。山羊座は伝統性を重んじ実直さを表します。さらに土星が月&水星を見てるので、その特徴は強まります。

太陽は革新性を、月(心)は伝統性を。
未来に向かおうとする太陽と過去を大事にしたい月の両者の間(2−12関係でもあり)には、強い葛藤が伺えます。

しかも、月と水星のいる山羊座は凶星に挟まれていてパーパ・カルタリ・ヨーガが形成されている。これは窮屈。ありのままの心と思考を抑圧しているかのように見えます。

おまけに魚座の高揚金星もパーパ・カルタリ・ヨーガになっている上に、火星からも見られてる。芸術性の他にも人・物との調和性についても、ひねりが効いています。

言ってみれば、このまま(素のまま、伝統のまま、ただ美しいまま、ただ心地よいまま)じゃダメだという葛藤が常に湧き立ているかのようです。しかし、それが原動力となり、アウトプットする力へと駆り立てられたのかもしれません。

 

 

また、テレビでは風変わりな芸術家のように見えてましたが、それは映えを意識して自己プロデュースしたものという話です。ここにも、太陽と月の絡み合いを感じます。

いずれにせよ。
葛藤や抑圧とへこたれと、それらを乗り越えた(受け入れた? 統合した? 上手い言葉が見つからない…)先に見えてくる光が、やがてその人の個性として輝くんだなぁと、個人的に思わされます。

ああ、次にまた太陽の塔を拝める日はいつかなぁ? ひょっとしたら今が行き時? 来春あたり桜の咲く頃にでも計画立ててみようかしら…。

 

万博記念公園内の展示館にて。建設中の太陽の塔をバックに乾杯の写真。

 

推しメンなので、秘蔵品も載せちゃう。笑

 

太陽の塔の表には二つの顔がありますが、後ろに回るともうひとつ黒い太陽がいます。こっちは心だったりするのかな?