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料理にハマる時期

火星って火のエネルギーなので、主にアグレッシブで戦闘的なイメージですが、他にもいろいろな象意があるんですよね。

例えば、料理

料理家のホロスコープチャートには、強い火星が配置されているケースをよく見かけます。

特に料理関係者じゃなくても、火星のダシャー時期になってから、料理をよくやるようになったり(さらには凝り出したり)、キッチン周りを充実させたりする人もよくいるようです。

そういえば、SNSで最近よく自作料理写真を見かけるようになった知り合いも、昨年からマハーダシャーが火星期に入っていました。

たしかに、誰かの美味しそうな料理写真を見るだけでも、心が弾み、元気になり、血の巡りが良くなるような気がするので、料理が火星の象意というのも、感覚的にわかる気がします。

ただ、火星期のダシャーだからといって、誰もが料理やキッチン周りにハマるわけではありません。が、特定のハウスに在住してたりすると、そのような特徴が顕在化する場合があります。

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ちなみに私は、今回のテーマのガチなモデルケースです(笑)。インドカレーに凝り始めたのは、マハーダシャーが火星期の真っ最中でしたが、インドカレーにハマる前の数年間は普通の料理に凝ってました。

主に和食でしたが、料理本を買い漁っては、いろんな料理に挑戦しました。そうなると、便利なキッチングッズが欲しくなるもので、ネット検索してはポチポチ注文して、キッチン周りを充実させていましたね。あと、調理時間を短縮したかったので、ミキサーやスライサーの類を充実させたりもしました。

当時住んでいたマンションには4つ口コンロがついていて、引っ越した当初はマハーダシャーが火星期前だったからか全部のコンロを使い切ることはありませんでした。が、その後火星期になってなぜか「すごく料理したい」気分が盛り上がると、4つ口コンロ全てを埋める機会も増えました。挙げ句の果てには、もう一つコンロが欲しい!と思うほどに…。で、コンロを煮込み料理に占領するから、火口が制限されてしまうわけなので、なにか良い方法がないか?とまたネットでいろいろ探すと、煮込んだ鍋ごと保温するシャトルシェフという便利グッズを見つけて即購入したり、さらにホーロー鍋も追加購入したりしてコンロ問題は無事解決しました。当然、家の中が鍋だらけになりましたけど。

 

 

しかし、それだけでは済みません。欲はエスカレートするものです。見栄えのする器も欲しくなりました。陶芸家の個展を頻繁に見に行くようになり、そこで気に入った器を買い集めました。また、九州や信州などの地方にお気に入りの窯も見つけ、その器も集めました。それだけでは足りず、自ら陶芸教室にも通い、一時期、器づくりに明け暮れました。その頃の私は、魯山人もどきを目指していたのでしょうか。

しかし月日が経つと、作った器が部屋中にどんどん増えてきて(その上、素人が作る器だから、一枚一枚が重くて分厚い!)、このままだと部屋が大変なことになってしまう…と空恐ろしくなった結果、陶芸教室を辞めました。

道具や器への欲はなんとか治りましたが、その後、インドカレーのマイブームが到来してからは、スパイスやインド料理の素材を充実させました。当時は、よく家に人を招いてカレー会をやってましたね。料理も器も誰かに披露(自慢)したくなるドヤ顔精神が炸裂してました。ははは。

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そんなわけで私のマハーダシャー火星期は、プララブダカルマにまんま則った時期でした。衝動のまま走り、ノーコントロールってところが、アホというかなんというか(ちなみに、この頃はインド占星術にはまだ出会っておりません。自分のチャートを知ってたら、もう少しセーブ出来てたかも…とも思うけれど、後の祭りですね。笑)。まぁ、火星期の料理案件の検証例になったので、良しとしてますけど、いや~、やらかしました。

私の場合は強い火星持ちなので(爆)、ちょっとやりすぎましたけど、火星期は料理に興味を持つ良いきっかけにもなったので、自分の枠が広がって楽しかったです。

火のエネルギーが強まる火星期ダシャー。
もしも激情に駆られた時は、無心になって包丁で刻んだり、火でぐつぐつ煮込むとスッキリするし、ストレス解消になってイイですね!